
長野県内の鉄筋コンクリート造建物において、内装の改修工事を実施しました。
本工事は、建物の構造体を残したまま、不要となった間仕切り壁や天井、床、設備関連を撤去するスケルトン前提の内装解体となります。
限られた空間・低照度の環境下での作業でしたが、安全管理を徹底しながら、次工程へスムーズに引き継げる解体を行いました。
工事詳細
工事場所:長野県内
建物構造:鉄筋コンクリート造(RC造)
階数:地上3階建て
延床面積:約350㎡
築年数:築約40年
工事内容:内装解体(部分解体)、産業廃棄物処理
工事期間:約1か月
使用重機:小型バックホウ(ミニユンボ)、フォークリフト(搬出補助) 他
解体対象:LGS下地壁・間仕切り壁、ブロック壁開口部拡張、天井・床仕上げ、照明設備・配管・金物類
主な対応作業:手作業による解体、一部工具・電動工具使用、ガラ・廃材の分別、搬出、廃棄物処理
工事のポイント
Point1
構造体を傷つけない部分解体
RC構造体は残すため、柱・梁・躯体コンクリートにダメージを与えないよう、手作業と機械作業を使い分けた慎重な解体を行いました。
Point2
ブロック壁の開口・撤去対応
部分的な再利用が前提だったため、ブロック壁の開口拡張・仕上げラインにも配慮し、後工程に影響が出にくい施工を実施しました。
Point3
暗所・閉鎖空間での安全管理
地下・内装空間特有の暗さと作業性を考慮し、
- 仮設照明の増設
- 粉じん対策マスク着用
- 騒音配慮
を徹底しました。
Point4
廃棄物処理まで一貫対応
発生したガラ・廃材は現場で分別し、自社にて収集運搬・処分まで一貫対応しています。
